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アホ行動のバリエーションでキャラを立たせようとしているのかもしれないけど、私視点では「思考能力の著しく低いアホが多様な感情を持っているだけ」というシンプルな説明に縮退してしまうので

まあ感情ドリヴンな物語を描きたいのならある意味では最適解なのかもしれないけど……
にしても理性を抑えて感情だけを強調することで却って人間味が削ぎ落とされるというのはなかなか皮肉なことかもしれない

理性を抑制すると、物語で描ける葛藤が「(複数人または個人内の) 競合する感情」になるじゃないですか、そんなんどうしようもないし選ぶか諦めるしかないじゃないですか、なので後味が悪くなる。
なので、私が良い作品だったと思うものの多くは、たぶん理性と感情という別の軸での競合を葛藤として採用していて、ゆえに合一による一方的な犠牲のない解決が納得感のある良い結末になるのではないだろうかと