SRFIはPythonの標準ライブラリが機能ごとにそれぞれPEPになったようなもの(時系列を無視した説明)で、SRFIごとに議論を経ることや、用途や規模によってどれを実装するか選べるという利点があります。(移植性のあるコードはどうやって書くのというのはSRFI 0とか)
R7RSはR6RSの教訓を踏まえてR5RSプラスアルファなsmall languageとそれにSRFIの中から厳選されたものを加えたlarge languageを決めることになりました。
また、そのlarge languageも一度に入れたい機能全部を突っ込まずに基礎的なものからジャンルごとに議論してRed Edition、Tangerine Edition、……と分割することになりました。
これにより、「このコードはR5RSと(SRFIのリスト)で動きます」の代わりに「R7RS 〇〇 Editionで動きます」のようにいえるように……いつかはなるでしょう。きっと。