ゼロ年代後半のウェブアプリ開発のカオスは間違いなくW3Cが仕事してなかったせい。
標準外の部分を埋めるためにアホみたいにフレームワークが乱立して、気付いたときにはW3Cに愛想尽かしたブラウザベンダーが徒党組んでた。
HTMLの「胴元」の地位を失ったのだって結局は喧嘩別れみたいなもんだし。
つーかW3Cの標準化過程は重すぎるんだよ。IETFより迅速に動けるように勝手組織つくったのにIETFより動きが鈍重なんだもの。
まぁ、囲い込みしたくて勝手拡張生やしまくって各ベンダーにも責任がある。
おかげでリバースエンジニアリング的に既存の各ブラウザの振る舞いを「仕様化」するとかいうアホなことになって、仕様に追随できるブラウザベンダーがいなくなった。