そりゃ書架分類ですからね(同時に二ヶ所に置けないならどんな分類でも同じ問題は起こる)。
そしてNDCは義務ではないし、図書館ごとの独自運用を妨げるものでもない(じっさい別法として運用で回避する方法が本表中に載ってる)。
0門と5門に分けて置いてるのはその図書館の運用の問題なのでNDCへの批判は的外れ。
といっても情報関連が充実したのはNDC10だし、長く続いたNDC9時代からの連続性も考慮すべき。なんたって物理的な本は1ヶ所にしか置けないんだから。
ちなみに分類の付け直しは既存の本にも対応しなきゃならないので相当に大変な作業になる。某大学は付け直しができない規模で、10年前の時点でいまだにNDC6をベースにし独自運用を盛り込んだ自前の分類を使っていた。こうなるとNDC6(当然古本しかない)の入手のほうに苦労するらしい。