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人のアクティブユーザー

これは文脈を外れた話題なんですが、「小人」という概念は暗黙に入出力と判断を内包しているので、計算機について説明するときに使うのが難しそうな気がしています

らりお・ザ・何らかの🈗然㊌ソムリエ

たとえばそろばんを使って計算するロボットがあったとして、「計算」はロボットによって為されるのかそろばんによって為されるのか。そろばんではなく電卓のボタンを押して計算するロボットならどうか。

思うに入出力の実行それ自体に何らかの(十分に高度な)計算が必要である場合が多そうで、そう考えると「ある素子やモジュールが、条件に応じて挙動を変化させる」という話は、それ自体が計算を内包しているように見えて、どこまで掘り下げても再帰的に計算が必要になるように思われてしまう

で、その(意図され設計された)「計算」の再帰から抜け出せるポイントは実際には物理法則にあるわけで、たとえば論理ゲートであれば半導体の挙動を見ると、どうやらこれは物理的に何かが変わっているだけで、そこに「状況や入力から “判断” して動く小人」はいなそうだとやっと確信できる

よーするに「小人」というのは「部分に分割された更に小さな計算機」を意味しているに過ぎず、計算行為そのものがどのような原理によって可能になっているのかには言及していないのではないかという思い付き

なので、「小人」を使って説明してしまった時点で、中に論理回路があろうとマイコンがあろうと RasPi があろうと、とにかく「何らかの都合の良い判断が何らかの仕組みにより行われた」という極めて表面的な説明になってしまうのではないか (ほんまか?)

いや、単に物事をモジュール化して考えるうえではそこまで掘り下げる必要もないので、小人を並べておけばよいという場面も確かにあるんでしょうけど