これなんだよな。実在しない空想上のコンピュータだったらもっと信じられる。使い物にならないけど……
基礎理論がぶっ壊れている可能性もあるけど、そっちは諸々の人間の脳や実用によって絶え間なく検証され続けているので、「過去より今の方がちょっとは正しくなっているだろう」という進行性は信じることができて、そこが現実のモノつくりとの本質的な差っぽいとは思っている。
物理的な製品って「過去のロットから修正された問題が再発することはない」とは信じきれないところがあるので。もちろん生産者は皆そうあろうと努力はしているのだが。
あるいは純粋な正しさ以外の面ではそれがもっと顕著で、たとえば2世代前の製品の寿命が5年で1世代前のが8年でも、今世代のが8年以上持つとは信じてはいけないわけで。
むろんこれはソフトウェアのパフォーマンスなりバグなりでも言えるので物理的な製品に限った話ではない
でもまあプログラムは (極度に性能を求めない限りにおいて) 再現性とか自動化しやすさの面で「信じる根拠を用意しやすい」くらいの優位性はあると思う。もちろんそれを活用できない開発者も沢山いて、私もその一人なのだが……
まともな統合テストをな、書きてえよ……