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#tinla

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「権利制限規定」とか「権利制限の適用対象から除外」とかの用語めちゃくちゃややこしいけど、

* 「権利」とは著作権つまり著作権者が使用者による使用の方法を制限する権利のこと
* 「権利制限の適用対象」とは著作権者が使用を制限できる範囲から除外するような、使用者による使用の方法。たとえば引用とか。
* 「権利制限規定」とは著作権の行使を制限する規定、つまり使用者に特別に特定の使用方法を認めること (たとえば引用を著作者の許可なく行えるとか)

……というのを踏まえて、「権利制限の適用対象から除外」されている行為とはつまり、「使用者に特別に許していた使用方法に該当しないので、著作権者によるお許しがないと駄目な行為」です (ややこしい!)

mastodon.cardina1.red/@mizunas

これは (当然ながら) なんだけど、雑に言えば「誰が書いてもそうなる」という創作性がない記述については著作権が認められないみたいな感じのことがあったはずで (少なくとも日本はたぶんそう)、設定ファイルについても構文が決まっていて書くべき値もほとんど必然的に決まる事例が多いので、創作性はおそらく認められない事例が多かろうと思う。海外は知らんけど。

「事業者にとって不都合で、ユーザにとって不都合でない」という点では変わらないかなと。
もちろんユーザが “誤って” 規制区域設定を変更して電波法に抵触するという形で不利益を被るかもしれないけど、そもそもこのように正規でない (そして正規でないことが明確である) 手段で設定画面に突入した時点で、相応の意図が認められるのではないかというか、つまり「ユーザが意図してそのように設定した」という解釈になるのではないかなと思っている

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> 日本では事前に包括して放棄することはできないと一般的に解されており、範囲を限定しない著作者人格権の不行使契約について無効とする見解もある

たとえば議論の対象になりそうな作品の公表後に後追いで公認したりとか、特定の二次創作者について認めたりとか、 “権利を放棄” はしないけど行使しないことを宣言するとか、そういう対応はできそう?

ふーむ、どうなんだろう。
YouTube の利用規約に人生で同意したことのない人が NewPipe や youtube-dl を使って (著作権侵害でない) 動画をダウンロードする行為には少なくとも法的問題がないような気がしている。
だからこそゴッゴヨもタグを滅茶苦茶にして難読化や構造変更で妨害しようとするのだろうけど

CC-BYな動画のダウンロードが公式によって提供されていないのは問題だけど、以下の引用にある例外条項(a)の解釈によってはNewPipeなどでダウンロードしても問題はなさそうな気がする #IANAL #TINLA

本サービスの利用には制限があり、以下の行為が禁止されています。 本サービスまたはコンテンツのいずれかの部分に対しても、アクセス、複製、ダウンロード、配信、送信、放送、展示、販売、ライセンス供与、改変、修正、またはその他の方法での使用を行うこと。ただし、(a)本サービスによって明示的に承認されている場合、または(b)YouTube および(適用される場合)各権利所持者が事前に書面で許可している場合を除きます。 https://www.youtube.com/t/terms

RT: https://mastodon.cardina1.red/@lo48576/104416579784781799

pleroma.eniehack.netPleroma
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もっと具体的な話をするなら、たとえば CC-BY-SA の二次著作物が YouTube にアップロードされたとして、一次著作者が裁判か何かで賠償か何かを求めたとした場合、アップロード者には悪意か過失があったと認められるだろうけど、 YouTube 側は指摘があったのちに動画を削除してさえいれば、それ以上の責を問われることはないだろうということです
(ちょうど、回線事業者やホスティング業者が土管に徹していて、発見された違法コンテンツを削除する義務は負うけどそれ以上のものではないのと近いと思う)

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で、このような違法状態は「CC-BY-SA のコンテンツのアップロードは禁止します!」と明示的に言おうが言うまいが原理的に発生は防げないもの。
であれば、規約で特別に明示的に CC-BY-SA が拒絶されていないからといって、 YouTube 側が SA なコンテンツで被害を受けたときに追求されるべき責任も特別に大きくなったりはしないだろう (なぜなら利用規約に同意してもらった時点で YouTube 側として表明すべきことは十分に表明されているから)、という認識

それはその通りで、その「閲覧者に対して実効性を持った入手・再配布手法を与える (法的?) 責任」はアップロード者にあるので、そういった問題がある場合ホスティングサービス側は違法状態ではあるかもしれないけど、違法状態を能動的に引き起こしたと考えられるとは思わない、という話です