「具体的に何であるかはユーザに教えたくないが、とにかく何らかの特徴を持つ何らかの型」という型指定を可能にするのが existential type (存在型) で、これは通常の generics における「どのような型についても○○」という全称型と対照的なものとされている
典型的には「この関数は i64 のイテレータであるような何らかの型を返すことは保証するけど、それが具体的にどのような型であるかは教えたくないよ (i64 のイテレータであること以外の一切の保証を与えたくないよ)」というケースなどで有用。ある種のカプセル化、内部表現の隠蔽ですね