なぜ厳しく律して不寛容よりも寛容を優先すべきかというと、単に寛容は不寛容を受け入れ得るので強硬な不寛容には絶対に勝てず対等な立場でいられないから
単に寛容か不寛容かという量や度合い、或いは価値基準に忠実かという性質だけで考えるのではなく、人々が対等であれるか、一方的な不尊重が発生しないか、そういったことを重点的に考えるべき
多様性を尊重する者は差別主義者を批難せず尊重すべきとかいう安直な反論は、結局のところ多様性の尊重が何を大事にするがゆえの価値観なのかなにもわかっていないし、頓珍漢なこと言ってんじゃねえよという話