インターネッツつーのは wikipedia の各記事みたいなもの (カテゴリやトップページ等を除く) だと思うわけですよ。関心があるページ以外に無限に裾野があって、なんだかんだでリンクを数回辿ると遠くまで行ける。緩やかに繋がっている。
ところが、ゴッゴヨなんかを通して幻想を見出してしまう人は、インターネッツに「トップページ」みたいなものがあると思い込んでいるわけですね。インターネットを完全に見渡す権威があると信じていて、そこからリンク距離の遠いサイトという概念をそもそも認識していない。
彼ら彼女らの言う「インターネット」とは泡沫ページの群ではなく、「トップページ」とその直近のリンク先だけなんですね
インターネッツが過ごしづらくなったというのであれば、それはインターネッツが変わったのではなく「インターネッツとして認識される概念が泡沫ページの群ではなく †トップページ† になり、そっちが過ごしづらい空間であった」という可能性も十分にあるのではないかと、そう思うわけです