そもそも情報技術は情報を扱うものであるからして、意味論と構文の変換はその中核にある概念なのであって、たとえどんなに普及していようが意味論がカスならばそれはいずれ置き換えられるべき
「ユーザがいるから」と破壊的更新をやめるのは完全に「動けばよし、動くかどうか以外での観点では評価しない」というスタンスであって、開発側がそういうこと言い始めたらもうオワりですよ (まあ実際そうなったら開発側が見捨てられるだけだろうけど)
このあたり機械や物理的な産業との根本的な違いで、機械におけるモジュール化や規格化によるメンテナンス性とかは本質的には「構文」の部分であって、物理的現象で「意味論」をうまいこと表現する試みってのはそもそもないと思うのよね
極論言えば、あらゆる物理的機構は「動けばよし」をその本質としているのであって、その物理機構におけるアナロジーを情報技術の世界に持ってくるのはそもそも哲学が違いすぎて不適当だと思います