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人のアクティブユーザー

べつに技術に嘘を混ぜようがハッタリきかせようがそんなものは本質ではなくて、よーは「一貫性があるか」とか「読者の理解が破綻しないか」みたいな話だと思うんですよ

らりお・ザ・何らかの🈗然㊌ソムリエ

その辺りは以前書いたことのある「現実世界での名前を歪めて流用するな」に通ずるところがある

たとえば常識的な人間が習得するのが大変困難な技能を登場人物が持っていたら、そこには困難を乗り越えて習得したというバックグラウンドがあるか、常識的な人間とは一線を画す天才であるという設定があるべきなんですよ。

あるいは我々の世界での「人間」とそのフィクションでの「人間」が実は全く異なるものなのかもしれないけど、だったらミスリードを狙うのでもない限りは同じものだと思わせるべきではない。

違うものを意味もなく同じものだと思わせるのは設定がどうとかディテールがどうとかの問題ではなく、純粋に執筆の技能の問題だと思う。

そのとんでもない技能を得るための努力とか過程とか理由は本題ではないかもしれないし、それをいちいち描く必要はないけど。
少なくとも、それが理由も説得力もなく、ただ現実と極めてよく似たフィクション世界内のモブでもできる程度のこととして描かれるのは、鑑賞者を混乱させるだけの駄目な描き方だと思う

たとえばそこらのモブが100mを8秒で走れるのであれば、その理由が描かれずとも何か存在していると考えるべきだし、そういう「説得力」を全く考えず読者や視聴者のいる2020年の現実世界と極めて類似した世界で理由もなく人々が100mを8秒で走れるという世界を描かれても、なんじゃそりゃとしか思えないよ