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らりお・ザ・何らかの🈗然㊌ソムリエ

さなのばくたん。-ていねいなお誕生日会-に行った
blog.oino.li/posts/natoribirth

> 俺はペンライトを持っていなかったので, ひたすらに手を叩いていた. しかし, 何も気落ちすることはない.(これを読んでいるペンライトを持ってなかったせんせえも含めて) ペンライトは精々有限の色しか出すことができないが, 手を叩くという空間に対するインパルス入力(ここでは理想的なものを仮定する)は周波数領域で見ると全ての周波数成分を含んでいる信号だ. つまり, 俺やお前の届けたい全ての音はその「手を叩く」という動作に内包されている.

ほんまオタクすき

blog.oino.liさなのばくたん。-ていねいなお誕生日会-に行った最高純度のピンクだった. 光り輝くステージの真ん中で歌いながら踊る彼女, 名取さなを私は川崎チネチッタのスクリーン12で見ていた. 感極まって口をパクパクさせていた私はちょっと間抜けに見えるが, 時勢の影響でスクリーンを見ている誰しもがマスクをつけていたのでこれは誰も知らない私だけの秘密だ. 名取さなの事はデビュー間もない頃から知っている. けれども, 今の私は「速度」を失いつつあって, 名取が何をしたのかその全てについて語ることはできない. それでも話させてほしい, 僕と僕らを取り巻く世界と名取さなの話を. はじめに 名取さなのお誕生日イベントに行ってきたので, それについて思った事をここに書き留める. 書く理由としては 大本営発表があったから すみません、オタクのド長文感情noteやレポマンガ/レポイラストが三度の飯より好きなのでよろしければおつくり頂けないでしょうか… — 名取さな🍆ば~ちゃるな~す (@sana_natori) March 9, 2021 エモかったと良かったと言ってそのまま終わりにしたらいつか忘れそうだから. という感じだ. さて, 名取のライブの各パートについて書くのがいいと思うんだけど, それだけでは事実の列挙になってしまうし, 私が書く必要もない. それに, 総体としてのせんせえのライブの感想はすでに様々な方がnoteとかに書いてるので, 改めて俺が書く必要はないだろう.(彼らの文章はあの日のせんせえ達の感情を巧みに表現しているのでぜひそちらも読んでほしい.) だから「私という人間がどんな切実な思いを持ってこのライブを見に行き, 何を思ったのか」という話をする必要があるんだけど, それをするにあたって, 見苦しいが私の話をしたいと思う. そしてここで話す私の話は私個人の話だけではない, 社会の中で一つの肉体を抱えて生きている「私」の話だ. というのも, VTuber(Virtual Youtuber)はその名前の通り, ヴァーチャルの存在であり, ヴァーチャルと現実をつなげる役割を担っている. だからこそ, ヴァーチャルの存在である名取さなの話をする上で現実という社会を含んだテクスチャの上で生きている私の話を書くのはとてもじゃないが避けられそうにない.(書く前からとんでもなくハードルが上がっている. どうするんだろうこれ.) この社会の中で生きる私というのは伊藤計劃先生のファイトクラブの論評の中で出てきた言葉で, セカイ系の作品として挙げられているエヴァに対して私が抱えていたもやもやとした疑問点をこの言葉が吹き飛ばしていった. 伊藤計劃は偉大な作家でファイトクラブは素晴らしい作品だ. いや, 今はこういう話をすべきではない. したいんだけど, 今すべきじゃない. なにはともあれ, 名取さなの話に戻そう. 本文 見始めた頃の話 さて, 上で大きくハードルを上げてしまったせいでどう書き出せばいいか困っている. ビッグマウスをしては後でどうしようか迷うのは俺の悪い癖だ. 文章を書けずに手を拱いてるとどうしても時間に目が行ってしまう. 今日はもう3月20日でライブがあった3月7日から2週間も日付が過ぎている. Twitterを見ると人々が続々とnoteに長文を書いて投稿しているのが目に映ってその情熱と愛に気圧される.