インタネッツにおけるコミュニティと自治については、まず物理的/地理的社会における強制的なリソース共有という制約条件と、相互の同意に基く明示的な “加入” という概念をみつめるべきなのかなと思う
> では、そういった面倒やトラブルのリスクを軽減する根本的な手段が何かと言えば、それは当然「他人と同じリソースを共有したり奪い合わない」こと[13]である。 すなわち、これが個人規模への分散だ。
過去何度も自己引用してきたとおり、これに集約される気はするけど
で、じゃあそういう「リソースの共有が強制ではない空間でどのように自治コミュニティを形成できるか」を考えてみると、やっぱり相互の承認と明示的な加入に基く “境界線のあるコミュニティ” なのかなと。もちろん、そういったコミュニティはオープンになることが難しいのでトピックを選ぶし下手にそうすると衰退してしまいがちなんだけど
物理社会でさえ「俺は法律なんかに同意した覚えはない」とか言っちゃう人がいるわけで、そういうところの任意性はちゃんと任意のオプションとして分離したうえで改めて有効化するかは個別に検討すべきなのだろうと思う
(どうでもいいけど「任意のオプション」って意味被ってるな)