最近の検索
検索オプション
たとい複雑な問題の発覚直後の段階において相応に説得力のある論があったとして、どうせそれをその場で結論とはせず続報を待ちつつ情報収集と比較に努めることになるので、であれば初期段階で素人がいかにそれらしい論を打ち出そうが外形的には何の関係もない話であるとさえ言えるのでは。
それはあくまで「議論の初期段階において提示された、説得力のありそうなひとつの情報」に過ぎず、議論の初期であるか中期であるかは (適切な検討リソースを投入できるのであれば) 結論に重大な影響を及ぼすとは考えづらいので、であれば初期段階において躍起になって情報を集めることの意義は小さいといえるはずだが
むろん、これが議論ではなく実地での調査や対策行動となるとまた話は別で、最初期の情報が行動方針に長く残る影響を及ぼすことは考えられる。
が、こと専門的あるいは局地的な問題において、外野には概ね関係のない話である。というより、関係ないから外野なのである。
もちろん議論において「最初期に正しい推論を出したぞ！」と自慢したいとなるとまた話は変わってくるが、それはもはや別の競技であって評価基準が異なるので、全く別の文脈で論じてくれという感想
そのへんの外野 random person (including me) が情報の不揃いなうちに正しい結論を推測できるかなんて、おおむねどうでもいい話ですよ。人々が向き合っているのは現実の問題であって推理小説でも連続ドラマでもない。
一言でまとめるなら「直接の関係者でないのなら急ぐ必要もないのに急ぐな」ですかね。